2009年01月18日
前田家住宅のお話
前田家住宅の御紹介を、今日から少しずつしていきたいと思います。
前田家住宅は、江戸初期から250年間にわたり大庄屋を務めました。
茅葺のくど造りは、県内最大規模で格調高く、威厳を誇っています。
役所、裁判所、税務署などの仕事もしていたので
「公事屋」くじや。江戸時代は、濁点がないので「くしや」、「くしやさん」
と呼ばれていました。
2001年に国登録有形文化財建造物、2005年に22世紀に残す
佐賀県遺産に指定されました。
歴史的な話が前田家にはありますが、中でも興味深いのが
武士道葉隠の、山本常朝の第2の故郷という事です。
初代、前田作右衛門の娘が有田皿山代官だった山本神右衛門重澄の
後妻になり、のちに産んだのが山本神右衛門常朝です。
前田家なくして葉隠は生まれなかったのでは。
という気がしてきます。

前田家住宅
Posted by 「ねこの時間」 at 15:06│Comments(0)
│前田家について